映画「八日目の蝉」が泣けるっ!!
映画「八日目の蝉」…
何度見ても、
泣く!!泣けるっ!!
なにあの切なさ!!悲しさ!!
ラストなんかもう涙がボロボロです。
赤ん坊の薫を誘拐した希和子。
犯罪と言われる行為の裏では、
実の親子のような愛情で満ち溢れていた、、
そんなお話です。
でも、私がこの映画にこんなにも惹かれる理由は、それだけではないんですよね。
それを少し、お話させてもらいます。
*ネタバレ注意です!
心にぐっ!とくる名ゼリフ
蝉の命はたったの7日間。
それはとても儚い生き物です。
しかし、中には8日間も生きる蝉がいると言われています。
そんな蝉を、大人になった薫はこう捉えます。
仲間は死に、自分だけが生き残った、悲しい蝉だと。
しかしその後、別の人物がこう捉えます。
このセリフが、、心に、、くる!!
、、、感想は後ほど!!
つづいて、
希和子と幼い薫が小豆島に来たばかりのシーン。
あまりの綺麗な景色に、希和子が薫に話すセリフが、、心に、、響く!!
薫はこの後、
「海とか??」
と尋ねます。
それに対する希和子の答えがまた、、!心に、、!
、、、これも詳しい感想は後ほど!!
これらのセリフをふまえて
はぁ〜〜、いいっっ!
良すぎる!!
「母親」の優しさ、愛情…詰めこまれています。
そして、
私自身が、まだ見たことのないものでいっぱいで、
どんな綺麗なものがあるのか、未知です。
だからこそ、惹きつけられるセリフでもあります。
また、
大学生のうちに、
行きたいとこたくさん行って、
したいこと全部して、
色んなこと経験しよう!!
と考えている私にとって、
背中を押してくれるような言葉でもあります。
「八日目の蝉」=薫?
ストーリーは、
子供を誘拐し、実の母親のように愛情を注ぎ、最終的には離れ離れになる…
愛情と、別れの哀しさ。
これらが内容のメインであるように思います。
では、題名でもある「八日目の蝉」の要素はどこに??
と考えたとき、
「八日目の蝉」=薫
なのではないかと思いました。
希和子と離れ、警察に保護された薫は、無事本当の両親のもとに戻ることに。
しかし、家庭環境に恵まれず、幸せな子供時代を過ごさないまま、大人になります。
大人になった薫は、
誘拐されていなかったら、家庭もこんなことにはならなかったのかもしれない、
普通の人生を歩み、普通の家庭で育ち、
幸せだったのかもしれない、、、と、
希和子に誘拐されたこと、恵まれなかった家庭環境を、「特殊」だと捉えます。
しかし…!
ここで留めておきたいことが、
八日目の蝉も、他の蝉とは違って「特殊」だということ。
そして、八日目の蝉にとっての、
他の蝉には見られない、綺麗なものとは、
薫にとっての、
希和子と一緒に見たものだったのでは、、、?
…と思います。
希和子の愛情。
希和子との時間。
どれも、「特殊」な状況にいたからこそ、得ることができたもの。
「きれいなもの」
がキーワードであり、ひとつのテーマなのではないかと思います。
あくまでも推測なので、正しいことはわかりませんが😣
是非、一度、まだ見たことのない方はこの映画を見てみてほしいです!!